’09 February 22

2月22日/今月7日の土田君のオープニングは生憎体調を崩し、参加出来ませんでした。家人が申しますのには、多くの方が参加なさったそうです。これも土田君の人徳でしょうか。このところのダイアリー不記載は、17日まで早朝から夜まで働き詰めでしたので割愛致します。この不便さを来年度まで持ち越すのは不本意ですので、この不人気なダイアリーを廃止し、別企画致します。現在、田附楠人展に向けてD.M.制作で本江先生、田附さん、そして印刷所とのやり取りとなっております。事務所と致しましては、来年度に向けて本格的なミーティングが東京で三件、地方で一件(欠席)来週から矢継ぎ早に始まります。期限が迫っているデザインと報告書が何件か、企画書が二件です。3月初旬には勤め先の国際的な授業があり、その後も報告書作成でなかなか自分のデザインには掛れません。その忙しなさが、言い訳にならないように重要な企画書を今月末までに仕上げて、事務所の来年度の計画を立てようと思います。

田附楠人展(3月16日〜3月29日)、今年度最後の本江邦夫企画です。優れて有能な人材と伺っております。是非、皆様には御来廊頂きたく存じます。

来年度は筆屋企画「大輪真之展」(4月13日〜4月26日)を皮切りに、「Tarja Trygg/ Maija Pellonpaa-Forss」(SPACE ART )展(5月11日〜5月26日)、そして11月はRoger Ackling展、来春はTrevor Sutton展と続きます。

6月より本江邦夫先生の企画展が新たに始まります。当初、5年間の時限で始まりましたプロジェクトも本江先生企画来年度第2弾で計画半ば10人(全20人)となります。乞うご期待下さい。

今回の リーマン・ショックに始まった、先の見えない景気後退は世間では軒並み30%くらいの減収となって影響が出ているように承っております。勤め先の卒業生の就職率も秋以降は、苦戦を強いられております。たまに集まる卒業生も勤め先の状態については浮かぬ顔が多いです。「気分の持ちよう」という評論家の方もいらっしゃいます。「来年にもう一段の景気後退」という評論家の方もいらっしゃいます。少なくとも、本質的な構造転換がなければ、回復したとしても好景気は一時的なものとなるのでしょう。強欲資本主義と新保守主義者(ネオコンサバ)のことを呼ぶ方もおりますが、仮に緩やかな成長を詠うとしても、エコロジー、サスティナブルを標榜するとしても全員同意は不可能であります。お金は欲しいが、新しい市場の創出には時間が掛るということでしょうか。一番弱い人々が困窮する時代をむかえて、微力ながら若い人々や長年創造活動に携わっている方々を可能な限り洋の東西を問わず応援して参りたく存じます。(株式会社筆屋)

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