本日は雨かと思いきや、いきなり昼頃から雨が上がり一時は晴れ間も見えました。そんなお昼時、いきなり勤め先の中庭に学生が集まり昼食会が始まりました。猛烈な勢いで無くなって行く食卓を眺めながら、8年前にO院長を訪ねた時のことを思い出しました。次第に悪くなって行く自分の歯、これらが全て抜けて入れ歯になるのかと考えたら老いが急に迫り、死期がすぐにでも訪れるようで完全な鬱状態でした。親戚が務めていた歯医者に一年半も通っても、なかなか思う治療をして貰えず悩んでいた時に医事評論家のA山先生と出会いO院長を訪ねたのです。その際、日本の歯医者さんには3通りのタイプがあると教えて頂きました。早めに入れ歯にした方が歯茎の土台が残っており入れ歯が安定するため、あまり根本的な治療に専念せずに徐々に完全入れ歯にするタイプ。予防第一タイプ。後はインプラント治療等タイプ。最近は東北にエナメル質の再生治療の先生がいることを知り驚愕致しました。とても孤独な戦いがあったようです。O院長にお願いしたのは、私の治療イメージと完全に一致したからです。アメリカ帰りの先生は、ある意味アメリカナイズされており人工的な修復が当然のようであり、多少の疑問もありましたがお任せすることに致しました。それから3年間は点滴や半身麻酔による歯茎再生治療のため手術、手術の繰り返しで顔面がふくれあがり、体力回復するとすぐ手術でした。激やせしたのは言うまでもなく、違う病気と勘違いされました。現在、歯が健康な人と同じように食べられるのはそのお陰なのです。私だけでなく、顔に出さないけれども皆様同じような経験がおありかと存じます。お昼に少しだけ考えさせられました。
本日、ANOTHER FUNCTIONにA斎S男先生が見えられたそうです。アーティストやアートシーンを記録されてきた方ですが、鈴木さんのお知り合いだそうです。前々回の渡邊加奈子展もM山D道先生がみえられ、渡邊さんのお知り合いと伺いアーティストの交友関係の広さを認識した次第です。