’08 25 October

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10月25日/スペースの仕事

A.F.というスペースは素人が運営する展示空間です。建物も老朽化致しており、先日などエレベーターホールに4階の洗濯水が滝のように降り注ぎました。夜半まで仕事をしていた私どもが管理会社に連絡をして、何とか翌日から修理が開始されました。それでも本質的な修理は大掛かりになるようです。当初、このスペースも 味わいあるフローリングでしたが、下水の匂いが酷く調べてみるとマンホールの蓋のない状態で床が張られておりました。雨の日の下水の溢れる現象が酷くなり、大掛かりな修理のため、しばしの移転を余儀なくされたのも懐かしい思い出です。

そんなこんなで、山あり谷ありの運営ですが個展の際の花の管理は意外と大変です。作家の大事なクライアント、しかも花を届けてから一週間くらいして来廊される方の花の管理です。枯れないように気を使うのも仕事ですが、それでも花は枯れます。枯れた花は切って良いものかどうか思案です。不思議なのは、今まで作家の方で献花を気になさった方がいたかどうかです。芸術は荒々しいのか、優しいものなのかは知りません。職業柄、花には 特別な愛着もあり、目がいってしまいます。花もアイディアも枯れます。その素晴らしい一瞬をどのように捕らえるのか、表現は様々ですが興味は尽きません。尤も、その枯れて行く様を丹念に数日掛けて描いたことはあります。これも非常に面白いのです。

掲載写真は最近iPhoneで撮影致しておりますが、このような写真になります。何方か理由をご存知の方は、お知らせ頂けませんでしょうか。

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