本日、夕刻より日比野拓史さんのご家族がいらっしゃいました。矍鑠とした祖母さん、偉丈夫で健康的なお父さん、奇麗なお母さんでした。先日お姉さんも見えました。とても素敵なご家族でした。お土産の創作和菓子は早速、事務所で頂きました。
展覧会を開催すると殆どの場合、ご家族が見えられます。何となく作家と家族の関係は上手くいっているようです。私の若い時などは、美術大学に進学したと云うことで仕送りがない学生がおり、一緒にアルバイト致しました。そんな学生が未だにいると勘違いして始めた単純な私には、このところの状況は拍子抜けですが、現代社会はそんな悠長な時代ではないのかも知れません。
今回、場所を提供して分かったことは概ね芸術家も食うや食わずというのはなくて、本人が望めばいつまでも描き続けていかれるのかも知れません。こんな恵まれたレベルの高い時代であれば、時代に相応しい誰か素晴らしい方が登場する気が致します。改めて、出会いを求めて若い方の展示を続けたいと考えております。