’08 2 August

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このところ待ちの時間が長過ぎ、自分でも廻りとのズレを気にするようになりました。軽い脳血栓なのかも知れないと思ったりしました。ところがここに来て、ST先生に画廊廻りに誘われてACCDのYK先生と3人で銀座や西早稲田に出掛けたり、少しずつ世間との関係改善がなされて来ているように感じます。面白かったのは、ニートのような生活のなかでTV?から茂木健一郎先生の声が聞こえて参りました。曰く「人間は待つ事で、脳を訓練している。創造は新しい事が降って湧くのではなく、過去の記憶を思い起こすことを待つようなことだ。」と、記憶と創造について、また待ちの大切さに付いてお話しされておりました。早朝がゴールデンタイムであることや、クリエーションにとって老いて行くことは、脳の記憶容量という意味で体験の蓄積が多く、意欲を持った老人が一番手強いといったことでした。

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ボケを心配していた私は救われました。K甚さんやY田の仕事も大詰めに入り(既に一ヶ月遅れではあります)、GALAやJTCのデザインも悩みの種(絶対的に時間が取れない、雑事が多く)ではございますが、これからは社会復帰のために美術館巡りや画廊廻りを始めます。拙スペースもいつまでもアマチュア気取りでは、若者のアンビションを満足させられません。この節を大きな節目に換えたいと思っている今日この頃ではあります。ニートのような生活は何とか脱出出来そうです。茂木先生、ST先生有り難うございます(茂木先生は面識はありません。クォリアは初版本でかなり早い時期に読んだ記憶がございますが、未だに理解出来ていないことが多いのです。)。

明日から勤め先の出張で広島です。暑いです。

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