’08 4 November

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11月3日/このところ海外とのやり取りが続いている。来年一月に向けて、勤め先のプロジェクトでのことだ。同僚からも休日中にも拘らず、深夜早朝にメールのやり取りがある。時差でその方が便利な時もある。大昔の話だが、アメリカに住んでいたことがある。故あって帰国したが、その際「デザイナーが英語を少々憶えたからといってどうなる。もっと足下を見てデザインや造形力を付けた方が良い。」と何方かが仰ったと、その知り合いの方からアドバイスを受けた。途中長い中断はあった。それでもアメリカ人の教師をみつけて個人レッスンを再会した。今でも、ネイティブの話はさっぱり分からない。お金をドブに捨てているようなものだ。人間、いくら忠告を受けても直らないものはなおらないものだそうだ。

上記の写真はGALAの100%DESIGN TOKYO出展のため、委員長のY井君が工場で制作してくれたチェストである。かなり熱い人間関係の職場で働いているようだ。若い皆は、無事船出をしたのかどうか、これからも注意深く見守って行きたいと思う。取り敢えず、メンバーの復帰及び補充、私の離脱だろうか。これからも苦労している若い人が希望を捨てないように、誠に些少だが経済的に応援致したく思う。若い頃薫陶を受けた方に対する、只の罪滅しかも知れない。

来年度の頭か、今年度末か遅くとも来年の夏までには私自身のアクションを起こしたい。かなり期待度は薄いが。アーティストはスランプだと描いたり発表はしないらしいが、デザイナーはもう時間切れすれすれ。胸突き八丁である。

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